当会顧問の先生方から年頭の挨拶をいただきました 川崎市議会議員 矢沢 孝雄先生

年頭のご挨拶

川崎市議会議員  矢沢孝雄

 令和三年、新年おめでとうございます。本年が一般社団法人川崎市空調衛生工業会の皆様にとって、ご健康の中で素晴らしい一年となりますことを心より祈念申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症は、我が国を含め瞬く間に世界中に拡大し、全ての国民がかつて直面したことがない事態と向き合う期間が続いています。
 貴団体におかれましては、コロナ禍における現場での感染症対策に加え、本市との災害協定の見直しや災害対策カードの発行普及等を含め、本市の災害対応力向上に繋がる取組を数多く行って頂いております。また、感染症対策支援として、本市に多数の防護服やフェイスシールドを寄贈して頂きました事、深く感謝を申し上げます。
 コロナ禍による景気の落ち込みやふるさと納税などが本市財政に与える影響は大きく、令和三年度予算においては二百二十億円の市税等減収が見込まれ、社会保障費の増大も合わせ、収支不足は三百億円以上とも試算されています。本市の財政状況はこれまでにない厳しい状況が続きますが、その一方で「感染症対策」「経済対策」に加え、デジタル社会の実現などポストコロナの「新しい社会を見据えた取組」を的確に進めていく必要があります。引き続き貴団体と協働しながら本市発展に繋げていく一年としたいと考えております。
 結びとなりますが、会員皆様のご健康ご多幸、そしてご商売の繁盛を祈念し、新年の挨拶とさせて頂きます。